【初心者入門編】ソロキャンプで使用するおすすめ「燃料」3選【料理や湯沸かしなど】

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どうも、キャンプの設営や片付けをいかに時短できるか常に考えてるりのた(@field_sekkei)です

キャンプで料理するための燃料はさまざまなあります。

・ガス
・焚き火
・炭
・アルコール燃料
・ポータブル電源利用でIH
etc

初心者キャンパーは色々な方法を試したく、何でもかんでも買ってしまいがち。ゆえに準備に時間を取られ忙しくてキャンプを楽しめなく終わってしまう。なんてことはありませんか?

本記事は、「【初心者入門編】ソロキャンプで使用するおすすめ「燃料」3選【料理や湯沸かしなど】」について書きます。

結論からいうと、キャンプで料理を作る時にしようするおすすめ燃料は「ガス(CB缶)」「ガス(OD缶)」「燃料用アルコール」の3つが初心者ソロキャンパーにおすすめです。

炭やホワイトガソリンなど様々な「燃料」がありますが、今回はソロキャンプで使用するおすすめ「燃料」を3つとメリットとデメリットをできるだけ分かりやすく紹介をしていきます。

▼こんな方におすすめ
・ソロキャンプでどの燃料使えばいいのか分からない方
・どういうコンロを買えばいいのか分からない方
・簡単に料理やお湯を沸かしたりしたい方

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燃料と燃焼機器について

撮影:りのた

キャンプで使用する燃料はいろいろありますが、その分使用する燃焼機器もいろいろあります。

燃焼機器
・ガスコンロ

・ストーブ
・トーチ
・バーナー
・ランタン

これらを使用する燃料は主に6種類あります。

・ガス(CB缶)
・ガス(OD缶)
・アルコール
・灯油
・ホワイトガソリン
・レギュラーガソリン
・固形燃料

この中でソロキャンプ初心者の方がおすすめの「ガス(CB缶)」「ガス(OD缶)」「燃料用アルコール」を順番に3つ解説していきます。

おすすめ燃料その1:ガス(CB缶)

出典:Iwatani

ガス(CB缶)のCBとは「カセットボンベ」の略で、ガス缶といわれるとまずこちらのCB缶を思い浮かべる人が多いです。コンビニや100円ショップでも販売されていて、とても簡単に手に入ります。

 自宅でも鍋をする時に、CB缶をカセットコンロにセットしている方がほとんどの割合を占めています。

ガス(CB缶)のメリット

CB缶のメリットは手軽に入手でき価格も安いこと1本100円で購入することができ、キャンプで使い切ることができなくても自宅に持ち帰れば家庭用のカセットコンロでも使えます。

OD缶に比べると使用するキャンプ道具のコンロの種類は少ないですが、それでも使いやすいCB缶専用のコンロは安価でいくつか売られているので、経済的な面でも有効活用度でも初心者におすすめな「燃料」の1つです。

ガス(CB缶)のデメリット

CB缶のデメリットは、火力が弱く寒い時期には火力が弱くなりやすいところ。

 一般的に販売されているCB缶は屋内での使用を想定して作られていることが多く、火力が弱かったり強風時になかなか点火しないというケースがあります。それはCB缶の中に入れられているガスの配合比率によってどうしても火力が弱くなってしまうが場合があるからです。 

かといって、屋内使用を想定しているCB缶は火力を必要としないので仕方がない部分でもあります。

アシスタント

自宅で使う際に高火力だと危ないですよね

■寒さに強い「SOTOパワーガス」■
CB缶でも寒さに強い商品があります。
「SOTOのパワーガス」は火力が高いとされるプロパンが混入されており、寒冷地でも使用でき燃料が少なくなってきても最後まで強い火力がでます。

CB缶は春先から秋口ぐらいまでの時期であれば気温的に使用の問題もなく、ウインドウスクリーン等の風防で風対策はしっかりと取とれば心配ないでしょう。

りのた

僕は寒い時以外はIWATANIのCB缶をメインに使ってます!

おすすめ燃料その2:ガス(OD缶)

出典:Snowpeak

ガス(OD缶)のODとは「アウトドア」の略で、一般的には「オーディー缶」と呼ばれています。

このアウトドア缶と呼ばれるこのガスはCB缶と違い「登山」や「キャンプ」などのアウトドアでの使用を想定した専用のガス缶でよくキャンプ用品店で見かけるのがこちらの「OD缶」になります。

ガス(OD缶)のメリット

OD缶はその名の通りアウトドアでの使用の想定されているので構造上も丈夫にできており火力も安定しやすのが特徴。CB缶に比べ「高火力」「耐寒性」と優れています。

CB缶とは異なる形状のOD缶は2種類の容量があります。

・標準タイプの「250g」コンパクトで持ち運びが便利
・大容量タイプの「500g」ランタンの燃料には大容量がおすすめ

OD缶はアウトドア向けにでているので、対応の燃焼機器も豊富で色々選べるのでおすすめです。

ガス(OD缶)のデメリット

OD缶のデメリットは「入手できる販売店が限られる」「価格帯」の2つです。

CB缶はコンビニや100円ショップ、スーパーで気軽に購入できる反面、OD缶はアウトドアショップやキャンプ用品店中心に販売されています。

現在はAmazonなどネットショッピングで購入できるものの、いざキャンプ場に到着してOD缶を忘れてしまった場合、販売されている所を探すのに苦労する場合があります。

また、価格帯についてはCB缶は100円前後で販売されている場合が多いが、OD缶は500円前後で販売されているのが多いので少し割高に感じます。

ガス缶CB缶とOD缶のメリットデメリット比較まとめ

CB缶の特徴OD缶の特徴
メリット・コンビニやスーパーでも気軽に入手できる
・1本の単価が安い
・キャンプで使い切らなくても自宅でも有効活用できる
・火力(出力)が高い
・耐寒性能が高い
・OD缶対応のキャンプ道具が多い
デメリット・OD缶に比べると火力がやや劣る
・寒さや風に弱い場合が多い
・入手できる販売店が限られてる
・CB缶に比べ割高

おすすめ燃料その3:燃料用アルコール

出典:楽天市場

アルコールはアルコールバーナーで使用する燃料で、有名なのが「トランギア」のアルコールバーナーです。

理科の実験で使ったアルコールランプと同じでアルコールに火がつくと燃え炎となり皆さん小さい頃から馴染みがある燃料だと言えます。

ガスバーナーに比べると火力が劣り、アルコールバーナーには自動着火装置がなければ、火力調整のつまみもありません。だからこそ味わい深い道具で愛着がわいてくるシンプル構造のバーナーです。

燃料用アルコールのメリット

アルコールを燃料として使うメリットは、「使いやすさ」「寒さに強い」です。

使いやすい点
・アルコールバーナーがコンパクトの物が多く、持ち運びが楽
・燃料を入れ、マッチやライターで着火するだけ
・燃料の残りを目視できるので管理が楽
・アルコールバーナー本体はシンプル構造で壊れにくい
・ススなどがでないので汚れにくく、メンテナンスが楽

というのが、メリットです。

寒さについてもアルコール自体凍りにくい性質のため必然的に寒冷地に強く、冬でも安定した火力がでるのでCB缶やOD缶が使いにくい環境下でも安心して使うことが可能です。 

燃料用アルコールの入手場所は街のドラッグストアやネットショッピングでも購入することができ500mlあたり500円~1,000円前後で販売されています。

燃料用アルコールのデメリット

燃料用アルコールのデメリットをいくつか挙げてみました。

・ガス缶に比べ火力が弱い
・火力調整がしづらい
・使用する時は五徳と風防が必須
・明るい時間、炎が見えづらく付いているか確認がしずらい

アルコールストーブはガス缶に比べると圧倒的に火力が弱いため少しの風にも弱く、使用する時は風防と五徳が必要になってきます。

また、ライターやマッチの炎を近づけ着火し「ボっ」と音が鳴り火がつきますが、明るい時間帯は炎が見えにくいため着火したかどうか分からない時があります。

蓋の「フラップ」と言われる部分で「隙間が狭い=弱火」「蓋を外す=強火」となるので、思った火力に調整するには少し難しいです。

ガス缶に比べてお湯を沸かす時間が断然遅いので、効率的に料理など求める方にはおすすめできません。

おまけ:固形燃料

固形燃料といえば旅館で鉄板料理や鍋料理で使われるイメージが多いと思いますが、キャンプにも活躍します。

アルコールバーナー同様火力が弱いので焼き物や炒め物に使うには少し難しいが、ご飯を炊くには丁度いい燃料です。

メスティンを使ってご飯を炊く時には、固形燃料に火をつけあとは基本放置で大丈夫なので非常に楽です。(湯気が出てきたら一度かき混ぜる)

まとめ

本記事「【初心者入門編】ソロキャンプで使用するおすすめ「燃料」3選【料理や湯沸かしなど】」について書きました。

はじめのうちは燃料用アルコールや固形燃料をメイン燃料にするには少し難しいので初めのうちはCB缶かOD缶がおすすめです。

ただ、アルコール燃料も使ってみたいという人は「CB缶+アルコール燃料」というように、いざという時のために2種類のコンロを持って行くと安心です。

どうも、りのた(@field_sekkei)でした。

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この記事を書いた人

りのたのアバター りのた JAC公認オートキャンプインストラクター

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◆JAC公認オートキャンプインストラクターとして活動中

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